こんにちは、
よしおです。
新型コロナウィルス禍の現在、映画館はオープンしていますが、60才を超えている僕は、行かないようにしています。
そこで、最後に映画館に行ったの、いつかなぁ、と調べると2月1日に大学生の次女と前日に封切られたばかりの映画「AI崩壊」を観にいっています。
次女は、よく一人で行っているようですが、一緒に観に行くのは初めてでした。
いつも行くイオンシネマは、毎月1日は、1,100円で観られるので二人で2,200円。
もっとも僕はシニア割引なのでいつも1,100円。
娘はいつもは学割で1,500円。
ですが、1日は二人で400円お得でした。
僕は、同じく1月31日に封切りした「前田建設 ファンタジー営業部」の方が、観たかったのですが、娘の希望で「AI崩壊」にしました。
AI崩壊 あらすじ
まず、AI崩壊のあらすじを紹介します。
現代から10年後の2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していました。
実は、桐生は、7年前の2023年に一緒に開発した妻をがんで失くしています。
妻の最期の言葉が、「のぞみ」を苦しんでいいる人たちのために使ってね。
という言葉でした。
その言葉を基に、妻の弟西村悟とHOPEという会社を立ち上げ、会社は義弟に任せ、自分は当時5歳の娘と一緒にシンガポールに移住していたのです。
そして7年後の2030年、医療AI「のぞみ」は、社会インフラとして欠かせない存在となっていました。
そんなある日、シンガポールの桐生の元に西村から、「のぞみ」の開発者である桐生に総理大臣賞が授与されることになったので、帰国しないかと連絡ありました。
桐生は気乗りしませんでしたが、娘の心が、なんとしても行きたいというので7年ぶりに帰国することにしたのです。
ところが、桐生の帰国と同時に突然、「のぞみ」が制御不能になり暴走を開始したのです。
AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態にまで発展します。
警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。
身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。
桐生は「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で、義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指す、というストーリーです。
AI崩壊 動画
ハリウッドなら、トム・クルーズが、追ってくる敵とカッコよく戦うところですが、大沢たかお演じる桐生は、必死の形相で逃げまわります。
それはある意味泥くさく、カッコ悪く、情けない部分もあります。
一方、追う方は、天才捜査官・桜庭(岩田剛典)が、こちらもAIを駆使して追い詰めます。
そしてもう一つの追手が、昔ながらの勘と足で捜査する定年間近の刑事合田(三浦友和)と奥瀬(広瀬アリス)。
見ている方は、息も切れ切れで必死に逃げる中年男、桐生に感情移入してしまいました。
冷徹な捜査官桜庭と人情派の合田の真逆の追い詰め方も見どころ。
また桐生の義弟西村を演じる賀来賢人もいいです。
最近、TVCMでコミカルな演技で注目していましたがちょっとファンになりました。
最後まで手に汗握る展開と結末のどんでん返しは見ものです。
ただ、個人的には桜庭演じる岩田剛典はいいのですが、ちょっと役柄に対して若すぎるかなと思いました。冷徹な味がもっと来てほしかったと思います。
さて、この映画、動画配信サービスU-NEXTで楽しむことができます。
ただ、さすがに最新作なので550のポイントが必要です。
でも、ご心配なく、U-NEXTでは、31日間の無料トライアル期間がありますが、無料トライアル期間でも1200ポイント付与されるのです。
だから、550ポイントの『AI崩壊』なら無料で観ることができます。
10年後を考えさせられる映画です。ぜひ、観てみてください。
出演:大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、高嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、田牧そら、松嶋菜々子
監督:入江悠
音楽:横山克
脚本:入江悠
製作:沢桂一、池田宏之、菊川雄士、石垣裕之、森田圭、武田京市、弓矢政法、平野ヨーイチ、田中祐介、角田真敏、小泉貴裕
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本ページの情報は2020年8月時点のものです。
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まとめ
2030年というとずっと先の印象という印象がありますがわずか10年後です。
60年生きてきた僕にとっては、あとわずか10年。僕は72歳になっていますが、果たして生きているでしょうか?
それは天のみぞ知るということです。
一方娘の方は、32歳。
僕が娘を誘ったのは、直接関係すると思うからです。
10年後の日本は、どうなっているでしょうか?
今よりずっと65歳の高齢者の割合が増えているはずです。
団塊の世代は、80歳前半ですし、それを支える一番大きな世代の団塊ジュニアも60歳前後になっていると思います。
つまり60歳と80歳に山がある訳です。
そうなれば当然のように企業は、定年を70歳まで引き上げるか、雇用の義務付けをされているでしょう。
この映画からもそんな危険性を指摘しています。
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