家族を想うとき Sorry We Missed You 動画

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こんにちは。
よしおです。

邦題『家族を想うとき』(原題Sorry We Missed You)
というイギリス映画が、昨年12月13日に公開されました。

残念ながら僕は劇場で観ませんでした。上映している映画館が少なかったのも原因でした。

でも、もしかしてえいがの主人公と自分を重ね合わせるのが怖かったのかもしれません。

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家族を想うとき 町山智浩

以前のTBSラジオ「たまむすび」で、町山智浩さんが、地獄のような映画と言っていました。

僕の一労働者として、この映画は観ないといけないと思います。

内容は、父親が宅配便の仕事を始めて地獄のような生活を余儀なくされる家族とモデルにした社会派映画です。

家族は、40代夫婦と高校生の息子と小学生の娘。
どこにでもある家族構成です。

ストーリーは、映画のHPから抜粋します。

イギリス、ニューカッスルに住むある家族。ターナー家の父リッキーはマイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立を決意。「勝つのも負けるのもすべて自分次第。できるか?」と本部のマロニーにあおられて「ああ、長い間、こんなチャンスを待っていた」と答えるが、どこか不安を隠し切れない。

母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。リッキーがフランチャイズの配送事業を始めるには、アビーの車を売って資本にする以外に資金はなかった。遠く離れたお年寄りの家へも通うアビーには車が必要だったが1日14時間週6日、2年も働けば夫婦の夢のマイホームが買えるというリッキーの言葉に折れるのだった。

介護先へバスで通うことになったアビーは、長い移動時間のせいでますます家にいる時間がなくなっていく。16歳の息子セブと12歳の娘のライザ・ジェーンとのコミュニケーションも、留守番電話のメッセージで一方的に語りかけるばかり。家族を幸せにするはずの仕事が家族との時間を奪っていき、子供たちは寂しい想いを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう──。

日本でも、少し前のメディアで取り上げていたが、企業が社員として雇用しないで、働きたいという人を個人事業主にして契約するという形態が広まりつつあります。

一見、対等ではと勘違いしますが、100%企業側が有利な契約で、しかもノーリスクのため、無理難題を契約した個人事業主に押し付けます。

しかも何かトラブルがあれば、その個人事業主の責任になり、経費も全て持たなければなりません。
問題になった吉本興業も同じような形態と思います。
また、僕が知っているキャバクラに勤める女性も同様な契約の様でした。

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家族を想うとき 実話

この映画は、実話が基になっています。

2018年1月4日、ドン・レーンという53才の宅配業の男性が亡くなりました。
彼は、糖尿病を患っていて、仕事中に意識不明になり、病院に搬送されました。
そこで治療を受けたのですが、契約している宅配会社から罰金を課せられたのです。

その後、ドン・レーンさんは、通院すると罰金を課せられるので治療もしないで仕事を続けたところ亡くなってしまいました。

それがイギリスで社会問題となったのです。

「家族を想うとき」のケン・ローチ監督は、80代の高齢ですが、イギルスの労働者階級の人たちの真実を描く監督です。前作「わたしは、ダニエル・ブレイク」も話題作となりました。

さて、嬉しことに『家族を想うとき』(原題Sorry We Missed You)は、U-NEXTで観ることができます。まだ見放題ではなく550ポイント必要ですが、31日間無料トライアルでも1200ポイント賦与されるので、実質無料で観られます。

ぜひ、観てほしい映画です。

『家族を想うとき』(原題:Sorry We Missed You 2019年)

『家族を想うとき』(原題:Sorry We Missed You 2019年)

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本ページの情報は2020年8月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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