こんにちは、
よしおです。
もし、朝の出勤時、見送る美しい妻と小学生5年の娘と2年の息子が、帰宅したら老婆と中年の男女になっていたら、そして自分も老人になっていたとしたら、考えただけで恐ろしいことではないでしょうか?
M.ナイト・シャラマン監督の「OLD(オールド)」はそんな映画です。
まさに衝撃的な内容でした。
しかも時間の進行だけが想像を絶する速さになった以外は、生きていれば必ず訪れる出来事ばかりなので、それが逆に恐怖を感じるのです。
オールド あらすじ
風光明媚な海に面したリゾート地にバカンスでやってきた家族。
40代の両親と11歳の長女、6歳の長男のどこでもいそうな家族です。
しかし、両親は夫婦関係の危機を迎えていました。そして、このバカンスが最後になるかもしれないとも考えていました。
しかも子供たちもそれをうすうす気付いているのです。
そんな家族にホテルの支配人が、美しいプライベートビーチがあるがいかがですか?と提案してきました。
深く考えずに家族は、その提案に乗るのです。
ビーチに向かう車に乗り込むと、もう一家族も乗り込んできました。
そちらは壮年の医師とその妻と3歳の娘。その老齢の母親と愛犬も同行。
ビーチは岸壁に囲まれていて、ビーチに行くには、その岸壁の亀裂のような不気味なトンネルのような通路を通らないといけない。
車から降ろされた二家族は、夕方までには十分すぎる食料などを渡され、不信に感じながらもビーチへ向かう。
岸壁の亀裂を過ぎると、そこには素晴らしいピーチが広がっていた。
ただ、ひとつ不気味なのは、一人の体格のいい男性が、岩壁の脇に座って、海を見ていることだった。つまり先客がいたのだ。
そして、遅れて中年の男女のカップルがやってくる。
つまり二組の家族とカップルと一人の男性の合計11名と犬1匹がそのピーチに集まったのだ。
そんなビーチで楽しもうという矢先に、なんと女性の全裸死体が海岸に流れつく。
先に来ていた男性は、自分と一緒にこのビーチにやってきた女性だと説明する。
ここから、彼らに超自然的な現象が起き出すのだ。
変化が著しいのは子供たちで、みるみる成長していくのだ。
大人たちの変化は少ないが、しわが増えたりしていく。
来ている水着などは同じでそのままなので、この辺は不気味であり、恐怖を感じる。
家族たちは、元来た亀裂のような通路から脱出しようとする。
しかし、そこを通り抜けようとすると猛烈な頭痛に襲われ気絶してしまうのだった。
ここからどんどん彼らを恐怖が襲っていくのです。
※画像はイメージです。
家族たちが案内されたビーチは、時間の経過が異常で、1年間が30分で過ぎていくだ。つまり1日で約50年が過ぎていくのです。
家族たちは脱出できるのか?
急激に過行く時間を家族たちは、何を感じ、どう過ごすのか。
そして衝撃のエンディングは、想像を絶するものでした。
人生を過ごす時間とはなにか?
その時間と誰とどうやって過ごすのか?
その答えは視聴者が考えてくれ、とばかりの映画でした。
そして随所に当事者たちの時間に対する考え方、年齢とともに変化する感じ方が描かれています。
映画の設定はわずか1日だけです。
この映画を観て人生の時間について考えさせられました。
まとめ
M.ナイト・シャラマン監督は、1970年生まれでインド出身。ニューヨーク大学で映画製作を学ぶ・「シックス・センス」では、アカデミー賞6部門にノミネート。これまで製作した映画の世界興行収入は累計30億ドルを超えています。
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見どころ
予測不能な展開とクライマックス、不条理なユーモアなど、M・ナイト・シャマランらしさが久々に小気味よく炸裂。POVスタイルもシャマラン映画には目新しい。
ストーリー
15歳のベッカと13歳のタイラーは、休暇を利用して田舎町にある祖父母の家を訪問。温かく迎えられるが、奇妙な3つの約束を守るよう言い渡される。やがて夜9時半を過ぎ、異様な気配で目覚めたふたりは、言いつけを破ってある部屋のドアを開けてしまう…。
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見どころ
独創的な世界観に定評のあるM・ナイト・シャマランが「サイドウェイ」のポール・ジアマッティ主演で美しく謎めいたストーリーを実現。水の精・ナーフの透明感に息を飲む。
ストーリー
フィラデルフィア郊外にあるコーブ・アパートの管理人として暮らす男・クリーブランド。日々の雑務に追われていたある夜、アパートのプールで何者かが泳ぐ姿を目撃する。正体を確かめようと近づいたクリーブランドだったが、誤ってプールに落ちてしまい…。
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本ページの情報は2021年9月時点のものです。
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