GODZILLA(1998年) ハリウッド版 動画

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こんにちは、
よしおです。

ゴジラ映画は、現在まで、日本で29作品、ハリウッドで3作品、そしてCGアニメ版が3作品あります。

そして、1998年、日本が生んだ世界で最も有名なモンスター「ゴジラ」のハリウッド版が遂にニューヨークに上陸するって聞いて、期待して観た人は、結構、ずっこけたと思います。

えっ!?あれがゴジラ?でかいイグアナじゃないかって感じ。

ただ、個人的にはかなり面白かったです。
ゴジラを離れて、別の怪獣のパニック映画として見れば、かなり面白いですよ。

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『GODZILLA』見どころ

「インデペンデンス・デイ」をはじめ、大作アクションを得意とするローランド・エメリッヒが放つハリウッド版ゴジラ。CGによるリアルなゴジラの動きに驚愕!

また、ラブストーリーも上手く盛り込んでいて、エンターテイメントに徹しています。

ストーリーは、ジャマイカ沖で巨大生物の被害を受けたとみられる日本漁船が発見され、やがて雨のニューヨーク湾に怪獣ゴジラが上陸。

マンハッタンのビル街を破壊して姿をくらますが、生物学者のニック・タトプロス(マシュー・ブロデリック)はゴジラがニューヨークに巣を作ろうとしていることを察知して、TV局のビクターや元恋人のオードリーとそこを探し出し、破壊を試みるのだが。。。。

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『GODZILLA』あらすじ

日本の漁船が謎の生物に襲われ沈没。自称・保険調査員のフィリップ・ローシェ(ジャン・レノ)は、唯一の生存者の老船員から「ゴジラ」という名を聞き出す。

巨大生物の足跡を目の当たりに。やがてジャマイカの大西洋でも事故が頻発。
巨大な足形、座礁したタンカーに残された肉片などからフランスが行った核実験の結果、新種の生物誕生という仮説が立てられる。

その新種こそ一連の事件を起こしているゴジラだと確信する。やがてニューヨークに未知の巨大生物、ゴジラが上陸。人類との戦いが始まる。

『GODZILLA』(1998)
『GODZILLA』(1998)

「ゴジラ」のハリウッドデビュー版。監督はローランド・エメリッヒ。デザインを一新し、CGによる初めてのゴジラが誕生した。

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GODZILLA 空想科学すると

ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』には、決定的に掛けている部分があると思います。

それは、日本で生まれたゴジラに対しての敬意がないということです。
いや、きっとそんなことをいうと製作者側は、敬意は払っていると答えるでしょうが、ゴジラの名称を使ったにしては、あまりもゴジラファンの描いているゴジラ像とはかけ離れていました。

むしろまったく違った新怪獣の登場として扱ったパニック映画としてなら、もっと素直に楽しめたと思います。

さて、空想科学研空所主任研究員の柳田理科雄氏は、『空想科学映画読本』の中で、このエメリッヒ版ゴジラを空想科学しています。


※イグアナの画像ですみません。

ちなみにこのエメリッヒ版ゴジラは、ただ走り回るだけ。
しかもあんなにでかいのに地下水道などにもぐりこんでどこに行って、隠れているのかわからなくなったりしています。

ほんまかいな?

しかも、あんなでかいのが、ビルの前を通り過ぎているのに、通りに背を向けて電話しているオードリーの上司が全く気付かないシーンもあったり理屈に合わない点も数々。

それに、笑えたのは、日本の映画マスコミが、製作陣に、身長と体重を尋ねると「日本人は、なぜそんなことをきにするのだ?」と逆に尋ね返されたそうです。

そういう意識のないところも敬意を払っていないとみるべきでしょう。

そこで、柳田氏は、体長と体重がわからないと、その破壊力が算出できないので、実際に精密な模型の人形を入手し、水に沈めてその容積から、体長と体重を割り出しています。

しかも念には念をおして、イグアナ研究家の山内昭氏の算出した方程式も活用し、割り出した数字が、

体長71m、体重18,000t。

しかも映画のパンフレットには、時速480kmで疾走するということなのだ。

つまい、体長71m、体重18,000tのエメリッヒ版ゴジラが、全力疾走した日にゃ、一歩歩くだけで、約爆薬3,4t分の破壊になるということです。

エメリッヒ版ゴジラが、画面の中だけでも走り回った時間や約9分。
一歩が0.8秒なら、675歩歩いたことになり、

3.4トン×675歩=2,295トン

つまりエメリッヒ版ゴジラが、9分ニューヨークの街を走り回っただけで、約3,400トンの爆薬は投下されたことと同じで、

憎きアメリカが、太平洋戦争の1945年3月10日の東京大空襲で投下した爆弾が、約1,665トンであったことから、ゴジラは、わずか9分でその1.4倍もの破壊をニューヨークに対して行ったことになるのです。

これが、日本で生まれたゴジラが、その破壊力をもってニューヨークを蹂躙したことに対して、製作陣はそこまで考えがあったのでしょうか?

やられたらやり返すという考えは好きではないし、まして戦争なんて絶対反対です。

しかし、空想科学で算出してエメリッヒ版ゴジラの破壊力が、製作時の約50年前のアメリカが東京に対して行った空襲以上の破壊を日本で誕生してゴジラの名称を持つ怪獣が行ったことに対して、もしかして因縁があったのでしょうか。

最後に

この映画は、ゴジラという縛りから解放されると結構楽しめる映画です。

逆に、なんでGODZILLAと付けたのか、首を傾げたくもなりますが。。。

『GODZILLA』(1998)は、U-NEXTでお楽しみ頂けます。

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本ページの情報は2020年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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