こんにちは、
よしおです。
今年の年始の頃の楽しみは、何と言ってもハリウッド版『ゴジラvsコング』でした。
確か5月ころの公開と聞いていたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、一旦今年の11月公開予定となり、結局現在は、来年2021年5月の公開となっています。
なんと言っても肝心のアメリカが感染拡大が収まらないので、現時点では、来年5月に開催されればいいなぁ、という感じで考えています。
ゴジラvsコング、原題「GODZILLA VS. KONG」
ゴジラvsコング、原題「GODZILLA VS. KONG」は、
2014年『GODZILLA』、
2017年『キングコング/髑髏島の巨神』、
2019年『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
に続くモンスターバースシリーズの第4作目です。
さて、製作陣やキャストが以下のように発表されています。
日本人では、小栗旬が出演していますが、どんな役柄なんでしょうか。
監督:アダム・ウィンガード
脚本:エリック・ピアソン マックス・ボレンスタイン
キャスト:アレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、小栗 旬、エイザ・ゴンザレス、ジュリアン・デニソン、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチル
製作:レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース、東宝
監督のアダム・ヴァンガードは、「サプライズ」(2011年)、ザ・ゲスト(2014年)、ブレア・ウィッチ(2016年)、Death Note/デスノート(2017年)とホラー、スリラー映画を作っています。
どんな映画になるのでしょうか?楽しみですね!
キングコング対ゴジラ 1962年版
さて、ハリウッド版『ゴジラvsコング』が、来年2021年に公開予定ですが、それを遡る約60年前の1962年、東宝が『キングコング対ゴジラ』を製作しています。
当時、既に『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』の2作を発表していた東宝は、創立30周年を記念した再びゴジラを登場させることにしたのです。
映画の世界では、キングコングの方が先輩で、1933年にアメリカで初登場しています。
日米両国のモンスターが、闘うとなれば、それこそファンは大喜びですし、一般的にも盛り上がるのは必至だと思われました。
東宝は、2年を掛けて、キングコングの使用権を交渉し、ようやく出演の許可を取りましたが、そのファイティングマネーは、映画一本が取れるくらいの高額だった言われています。
また、製作当時が、東京オリンピック前の高度成長期にもあたり、なんかイケイケというイメージが強くそこがまた、コミカルに描かれているところも人気となり、
興行としては大ヒットした作品となりました。
ゴジラが勝つのかコングの勝利か
ゴジラが勝つのかコングの勝利か!?世紀の大決闘
最近著しく北極海の氷が溶け始めている。パシフィック製薬提供のテレビ番組は、科学の神秘を放送していたのが、視聴率不振に頭を痛めていた。
そこで多胡宣伝部長は、南太平洋のファロ島に伝わる「巨大なる魔神」の話を聞き、TTVテレビ局員を派遣する。
やがて北極海ではゴジラが復活。原潜を衝撃し、軍事基地を破壊した。
一方、ファロ島では遂に「巨大なる魔神」=キングコングが姿を現す。多胡はコングを日本に連れ、さらにゴジラとどちらが強いかという宣伝アイデアを考えるが、洋上のコングは眠りから覚めてしまい日本の上陸。中禅寺湖でゴジラと対面する。
キングコング対ゴジラ。果たしてどちらが勝つのか?
アメリカモンスター王者・キングコングと夢の対決。ゴジラ映画初のカラー版で、娯楽に徹したエンターテインメント・ムービーのスタートを切る。
監督:本多猪四郎
音楽:伊福部昭
脚本:関沢新一
製作:田中友幸
出演:高島忠夫、浜美枝、佐原健二、藤木悠、有島一郎、若林映子、平田昭彦、田崎潤、大村千吉、小杉義男
「ゴジラの逆襲」から7年、ゴジラがカラーになって復活!日米怪獣王が激突する雄編!
見どころ
シリーズ初のカラー作品、初のシネマスコープ作品、初の怪獣対決など、初めてづくし。1962年の公開時は国民の9人に1人が見るという空前の大ヒットを記録!ストーリー
南太平洋の孤島で日本のテレビ取材班が巨大なゴリラ・キングコングを捕獲。日本近海で逃亡したコングは本能に導かれるように、北極海の氷山より7年の眠りから目覚め、千葉沖から上陸したゴジラに戦いを挑む。日本がパニックに陥る中、2大怪獣の咆哮が轟く。ここがポイント!
キングコングのキャラ使用料は、なんと5年間で8000万円!当時の東宝映画3本分の製作費に相当するという驚愕のお値段!
まとめ
来年公開予定の『ゴジラvsコング』は、全く東宝版『キングコング対ゴジラ』との続編ではないそうです。
しかもヴァンガード監督は、今回は決着をつける!と確かインタビューに答えていました。
実は、62年の東宝版では、中禅寺湖の初戦では、ゴジラが放射熱線で、コングを戦意喪失にしましたが、富士山麓での再選では、コングが落雷でパワーアップしました。
そして両者は海に落下し、つまり引き分け!?
とちょっともやもやさせる戦いでした。
また、3年前に公開された『キングコング/髑髏島の魔神』では、62年版にもあった大ダコとの戦いもありました。
前作などからのオマージュもどれほど取り入れているのかも見ものです。
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