こんにちは。
よしおです。
1961年製作・アメリカ映画
製作・監督・脚本:ロバート・ロッセン
出演:ポール・ニューマン、ジャッキー・グリースン、パイパー・ローリー、ジョージ・C・スコット
ビリヤードに人生のすべてを賭けて金を稼ぐプロの”ハスラー”の世界を描く異色作。
僕は、大学生時代、スズキのTS-250というバイクに乗っていました。
2サイクル単気筒で250cc。
パパンパンパンパンという2サイクル独特の排気音と、前輪が持ち上がるほどのパワーをもった楽しいオートバイでした。
スズキは、このハスラーとうネーミングが気にっているようで、現在、クロスオーバーSUVタイプの軽自動車にもハスラーとネーミングしています。
ただ、もともとハッスル、ハスラーという意味は、ごり押しする、乱暴に押しのける、そしてハスラーとは詐欺師という意味です。
張り切る、とにかく頑張るという意味もありますが、本来は、多少うさん臭さがある意味合いがあります。
また、ハスラーは、ビリヤードのプレイヤーの意味もあり、ポール・ニューマン主演の映画「ハスラー」は、まさのそのものという感じです。
ポール・ニューマン演じる若きハスラーのエディは名人ミネソタ・ファッツに挑戦しますが、悪戦苦闘の末負けてしまいます。
やがて酒浸りの日々を過ごし、献身的に尽くしてくれた女に死なれたエディは、ファッツのもう一度挑戦します。
ファッツ役のジャッキー・グリースンはナイトクラブの出身で、本当にビリヤードの天才だったそうです。
また、ヤクザのような悪徳マネージャーを演じたジョージ・C・スコットのにじみ出るような凄みは印象的でした。
ポール・ニューマン(1925-2008)は、「傷だらけの栄光」(1956年)「ハスラー」などで、反抗的な若者のイメージで売り出しました。やがて、知的でスマートな個性に磨きをかけ、演技はスターとなりました。
僕はやはり69年の「明日に向かって撃て」、73年の「スティング」が忘れられません。
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本ページの情報は2020年5月時点のものです。
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