こんにちは。
よしおです。
1992年製作・中国=香港
監督:張藝謀(チャン・イーモウ)
出演:コン・リー、レイ・ラオション、コオ・チーチュン
イーモウ監督が、珍しくユーモラスなタッチで描いた人間味あふれるおおらかな物語。
92年度ヴェネチア映画祭で金獅子賞と主演女優賞受賞。
秋菊の物語 あらすじ
現代中国の農村を舞台に、官僚制に挑むヒロインの戦いを描いた作品。
ささいな規制をめぐって村長と口論した秋菊(チュウチュイ)の夫が、村長に股間を蹴られてしまいます。村長は金で解決しようとしますが、秋菊は村長が謝らなければ気が済みません。
周囲が止めるのも聴かず、秋菊は都会へ出かけていき裁判に訴えます。
無知背素朴ですが、こうと決めたら後へは引かない秋菊。負けじと村長もムキになってくる。
しかし、村長は、秋菊の命を助けたりもするのです。
両者を単なる善人、悪人として描かないところが、この映画の深いところだと思います。
秋菊の物語 コン・リー
主演のコン・リーは、ベルリン映画祭金熊賞を受賞したチャン・イーモウ監督の第1作
『赤いコーリャン』87年、『菊豆(チュイトウ)』90年、『紅夢』91年、そして本作までチャン監督とコンビを組んでいます。
役柄は様々ですが、中国映画の新しい波を体現する力強い女優です。
この『秋菊の物語』で、ヴェネツィア国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞。チャン・イーモウ監督とのコンビは公私に渡り、1995年の『上海ルージュ』まで続きました。
————————————————————————
本ページの情報は2020年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
————————————————————————
スポンサーリンク
コメント