用心棒 動画 迫力のアクションシーン

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こんにちは、
よしおです。

黒澤明監督の『用心棒』を観ました。

全編に流れる殺伐とした乾いた空気。これってなんだろう。
湿っぽくないのだ。棺桶をつくる木づちの音まで軽さが伴う。

最初の方で、主人公の桑畑三十郎(三船敏郎)が、道端の枯れ枝を投げて、行先を決めている。そしてたどり着いたのが、砂埃舞う荒廃した宿場町。

それを野犬が人の腕をくわえて走り去るシーンで見事に表現しています。
その野良犬を観て、三十郎はこの宿場町にいることに決めたのだと思う。

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用心棒 迫力のアクション

冒頭シーンで三十郎がヤクザたちに絡まれるシーンが見もの。
三人の腕の立つヤクザたちが、自分たちがどれだけ恐れられているか、ひとりひとりアピールする。

それを顎髭をなでながら聴いている三十郎。
そして白刃が一閃すると、二人は真っ二つに切られ、ジュリー藤尾演じる、目が血走っているチンピラの腕が、刀を握ったまま飛んで地に落ちる。
そして、痛てえよ、痛てえよと泣け叫ぶ。

刀を締まって三十郎は、周りに棺桶2個だ、いや三個かと指示する。

残酷なシーンなのに、なにかカラッとしている。

つまり、黒澤監督がこだわったのは、迫力あるアクションシーンだったそうです。

特に、クライマックスでの十二人斬りの三船敏郎の殺陣が凄い!

物凄い砂塵の中、三十郎は、卯之助(仲代達矢)らヤクザ12人と対峙する。

殺気立つヤクザたち。それに対して静かに対峙する三十郎。
僅かに隙に、三十郎が隠し持っていた包丁が、卯之助の拳銃を握る腕に命中。
一瞬のスキを突かれた卯之助は、うめきながら天に向かって発砲。

そこからが三十郎の迫力あるアクションの見せ場。
卯之助の拳銃を叩き落すと胴を切り、その場にいたヤクザたちを一気に斬り伏せてしまうのでした。

それまでの時代劇の殺陣では、主人公はほとんど動くことなく、相手が掛かってきたところを斬り伏せるという、一種の様式美的なものでしたが、

『用心棒』では、主人公自ら走り回り、敵を斬り倒すというハードな殺陣を演じています。

演じる三船敏郎も毎日バーベルを上げることで鍛え上げた筋骨隆々の肉体で、なんと「目が合わない奴から斬って行こう」とまさに真剣勝負的な殺陣を演じたそうです。

しかも斬った振りで済ますところを三船は相手に叩きつけないと気が済まなかったそうで、いくら竹光とは言えども、尋常の痛さではないということで、やる方もやられる方もまさに真剣勝負でした。

それがあれほどの迫力あるアクションシーンになったのだと思います。

中にその痛さで逃げようとする役者もいたそうですが、三船はそんな役所を追いかけてでも斬り付けたそうです。

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黒澤明監督の、映画史上に残る傑作娯楽時代劇。三船敏郎が豪快な用心棒を好演。

『用心棒』(1961年)

『用心棒』(1961年)

監督:黒澤明
音楽:佐藤勝
脚本:黒澤明、菊島隆三
製作:田中友幸、菊島隆三
出演:三船敏郎、仲代達矢、司葉子、山田五十鈴、加東大介、河津清三郎、志村喬、太刀川寛、夏木陽介、東野英治郎

見どころ
脂の乗り切った黒澤監督が、時代劇に西部劇の要素を取り入れて制作。パワフルでスピーディーな展開の中にユーモアも交え、日本刀VS拳銃の攻防など娯楽性は抜群。

ストーリー
2人の親分が対立する宿場町に、浪人者が現れた。一方の親分・清兵衛に自分を用心棒として雇うよう持ちかけ、敵方・丑寅の子分を瞬時に切り捨ててみせる。だが、清兵衛の謀略を知った浪人は用心棒を辞退。そんな折、丑寅の弟が短銃を携えて帰ってくる。

ここがポイント!
三船敏郎が、1961年ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞

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本ページの情報は2020年7月時点のものです。
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