アバウト・シュミット 映画

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こんにちは、
よしおです。

定年後の生き方は、映画のテーマとして描きやすいのでしょうか?

先日、内館牧子原作『終わった人』を観ました。これは原作も読んで映画も観ました。山田太一の映画『家族はつらいよ』シリーズも主人公の橋爪功演じる平田周造と妻吉行和子中心の定年後の熟年夫婦中心に物語が展開します。

『アバウト・シュミット』も、定年退職した60代半ばのジャック・ニコルソン演じるシュミット氏を主人公に物語が展開します。

ところ変われども、定年後の生き方についての悩みは、アメリカも日本も変わらないな、と感じた名作です。

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アバウト・シュミット あらすとじ

定年をテーマにした映画ジャンルがあるのかどうかわかりませんが、
名優ジャック・ニコルソンが主演の『アバウト・シュミット』は、アメリカ人の定年後を描いた映画です。

映画は、山積みの段ボールとテーブルと椅子だけの一室。
そこにポツンと座る主人公シュミット氏。

時計の針が午後5時を指すと少し名残惜しそうにその部屋から出ていく。
そうこれが最後の出勤だったのです。

その夜、シュミット氏のハッピーリタイアメントを祝う会が、高級レストランで盛大に行われます。きちんと着席のコース料理なのが彼のそれまでの業績とポジションがわかります。

妻を同席して、メインの席に座り、昔からの友人や後任からスピーチを受けます。
後任者は、いつでも会社に遊びに来て欲しい、そして仕事の指導も願いたいと申し出る。

でも、こんなのはうそだ。

同じ定年後をテーマにした日本映画『終わった人』では、定年でハイヤーで会社を去る舘ひろしを部下たちが、「また、遊びに来てください」「ありがとうございました」などの見送るシーンがありますが、そこでは舘ひろしは、心の中で、「もし実際に遊びに行ったら、迷惑がるだけだろう」なんて呟きます。

また、以前、新聞の4コマ漫画で、定年退職者が、前の会社に遊びに行って一応喜ばれるは、1回だけ。2回目からは迷惑がられたり、煙たがれるだけというのがありました。

基本は、先方から招待されない限り、行かないのがベストです。

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シュミット氏は66歳。
家族は妻と離れて暮らす娘がひとり。仕事一筋で真面目な男で、会社中心の生活リズムが染みついています。

だから、退職後は手持無沙汰な日々が続きます。この映画が作成されたのが2002年。今から20年近く前ですから、僕の父親世代で健在なら80代前半。
まだまだそこそこの年金額ももらえて世代です。

いまなら、アルバイトでもしない、というところですが、生活に困るわけではないので、そんな考えも出てこないのでしょう。

そんなシュミット氏は、家ではソファーに横になりながら、テレビの画面をリモコンで変えていく姿が現れます。この辺は、日本の定年退職者も同じだと思います。

退職後にシュミットが、会社に立ち寄ると「いつでも来てくれ」と言っていた後任者は忙しいからと嫌がる態度を見せる。

自分が引継ぎのために作成した書類が、そのまま段ボールに入れられたまま、しかも駐車場?の片隅に積まれたままの状態を見てショックを受けるのでした。

退職後すぐは、妻とキャンピングカーで新しい章の始まりよ、乾杯するシーンもありましたが、そんな妻が急死。

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彼女の死後、遺品を整理していたら、偶然彼女と親友との手紙を見つけて、彼女の過去を知ることになるのだ。

なんと親友を浮気をしていたのだ。
怒りに任せて彼女を洋服を叩きつけるように処分。そして親友を尋ね、怒りをあらわにして責めるシュミット。親友は、もう25年も30年も前の話で、君がサンフランシスコに単身赴任していた頃だと言い訳する。

妻の急死、親友との惜別、無気力な生活がしばらく続く。
これではだめだ、と妻と買ったキャンピングカーで旅に出ることにする。
故郷や母校を尋ねても、旅先で知り合った人たちと語らっても、心の空虚さは埋まらない。

娘の婚約相手の実家を訪ねても価値観に違いに戸惑い、結婚式では心にもないスピーチをする。

生きる目標を失ったシュミット。

そんなシュミットを救ってくれたのが、会ったこともないアフリカのひとりの少年でした。

シュミットは、定年退職後たまたまテレビのコマーシャルでアフリカの子供たちを援助するプログラムを知ることになります。シュミットはその中で6歳の少年ンドゥグの養父になり少年に手紙を書くようになっていたのです。

チャリティー団体からの届いたアフリカの少年ンドゥガからの手紙がシュミットを救ってくれるのです。

定年を迎えた人もこれからの人もぜひ観てください。

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アバウト・シュミット 動画

ジャック・ニコルソン主演。ユーモアたっぷりに綴られる人生賛歌。

『アバウト・シュミット』2002年

『アバウト・シュミット』2002年

監督:アレクサンダー・ペイン
原作:ルイス・ベグリー
音楽:ロルフ・ケント
脚本:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
製作:マイケル・ベスマン、ハリー・ギテス
出演:ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ、ホープ・デイヴィス、ダーモット・マローニー、ハワード・ヘッセマン、レン・キャリオー、ハリー・グローナー、ジューン・スキッブ、コニー・レイ

見どころ
定年退職を機に人生を見つめ直すことになった男を、悲哀たっぷりに演じるジャック・ニコルソンに注目。ユーモアとペーソスたっぷりに綴られる物語も胸を打つ。

ストーリー
一流保険会社を定年退職したシュミット。平凡ながら幸せに暮らしてきた彼は、これから悠々自適の生活を送る予定だったが、妻ヘレンが急死。今までの人生を見つめ直した彼は、一人娘ジーニーの結婚式を手伝おうと、キャンピングカーでデンバーへ向かうが…。

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名優ジャック・ニコルソンが、定年後の生き方に悩みもがき続けるシュミットをコミカルに切なく演じています。その演技だけでも楽しめる佳作です。

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